赤ちゃんの粉ミルクとしてよく使用されているE赤ちゃん。
他の粉ミルクと比べると高いのですが、高い理由について調べた上でまとめてみました。
また、同じく森永から販売されているのが「はぐくみ」です。
E赤ちゃんよりもはぐくみの方が安いので、途中から切り替えを行う方も多いようです。
私もE赤ちゃん→はぐくみに切り替えた経験があるので、体験談を踏まえて切り替え時期や違いについて今回はご紹介します。
E赤ちゃんが高い理由とは
E赤ちゃんは、はぐくみやはいはいといった別の粉ミルクと比べて値段が高いですよね。
それについては公式サイトには特に明記されていませんでしたが、おそらく”手間賃”だと思います。
E赤ちゃんは牛乳タンパク質をすべてペプチド加工しているので、加工に時間がかかっているのではないか、と。
赤ちゃんの消化負担を考えると、E赤ちゃんの方が良いのでしょうね。
次にE赤ちゃんとはぐくみの切り替え時期についてご紹介します。
E赤ちゃんとはぐくみの切り替えはいつから?
森永乳業の公式サイトによると、E赤ちゃんからはぐくみの切り替えについて、以下のように説明されていました。
Q.新生児期から「E赤ちゃん」を使っていますが、同じ森永乳業の「はぐくみ」に切り替えようと考えています。問題ないでしょうか?(5ヵ月)
A.「E赤ちゃん」から「はぐくみ」への切替えは特に問題ございませんが、ミルクを切り替える場合は、少しずつ与えて様子を見ながら量と回数を増やすことをおすすめします。
引用:はぐくみ
質問者は5か月の赤ちゃんがいる方で、森永側の回答としては問題ない、ということでした。
E赤ちゃんとはぐくみは成分がほとんど同じですが、牛乳タンパク質の大きさに違いがあります。
牛乳タンパク質を細かく分解した状態をペプチドと言います。
はぐくみは牛乳タンパク質の一部を、E赤ちゃんが全ての牛乳タンパク質をペプチドにしています。
これが最大の違いで、りんごに例えるとこうなります。
- 牛乳タンパク質=りんご
- 牛乳タンパク質をペプチドにする=りんごをすりおろし
つまり、全てをペプチドにしているE赤ちゃんの方が、赤ちゃんの消化負担が小さくなるんですね。
私は子供が4か月の時にE赤ちゃん→はぐくみに切り替えました。
特にE赤ちゃんがいい!と選んだわけではなく、最初に産院でE赤ちゃんを渡されたので、ずっとそのまま使っていたのですが、はぐくみの方がリーズナブルであることに気づき、変えることにしました^^;
E赤ちゃんとはぐくみを混ぜるのではなく、1日の内にまずは1回はぐくみにしてみる、などして様子を見ました。
子供の体調を見ても問題がなさそうだったので、徐々にはぐくみの回数を増やし、完全にはぐくみに切り替えました。
なので、4か月からでも問題ないかと思いますが、少しずつ試していく方法が無難だと思います。
とはいえ、いきなり大缶を買うのも気が引けるので、まずはスティックタイプから試すのがおすすめです。
スティックは1本につき、100g入っています。
持ち運びにも便利なので、購入しても損はないと思います。
E赤ちゃんとはぐくみの違い
E赤ちゃんとはぐくみの違いについて、それぞれ比べてみました。
成分
E赤ちゃん
「3種類のオリゴ糖」、「ラクトフェリン」、「DHAとアラキドン酸」、牛乳タンパク質をすべてペプチド加工
はぐくみ
「3種類のオリゴ糖」、「ラクトフェリン」、「DHAとアラキドン酸」、牛乳タンパク質を一部ペプチド加工
どちらも母乳に近づけるために配合しているので、成分はほとんど同じです。
違うのは牛乳タンパク質のペプチド加工レベルだけですね。
値段
- E赤ちゃんエコラクパック…2,680円
- はぐくみエコラクパック…1,880円
近所のドラッグストアにあったそれぞれの値段を比べてみました。
同量でもほぼ1,000円くらいの差がありますね。
使用期間
- E赤ちゃん…0か月~1歳頃まで
- はぐくみ…0か月~1歳頃まで
これについてはどちらも同じでした。
同じ期間使えるからこそ、どちらを使うのか、迷いますよね^_^;
まとめ
というわけで、E赤ちゃんは牛乳タンパク質をすべてペプチド加工していて、手間がかかるから値段が高いのではないか、と個人的に結論づけました。
はぐくみと比べると値段が1000円近く違うので、我が家は途中からはぐくみに切り替えました。
体重の増え方も特に問題がないので、このままはぐくみで育てていくつもりです^^